助けあったりはげましあったりしなくてもいい それが家族なんです

娘がいまつらい思いをしてることを知らないふりをしてほおっておいてあげることも親としてできることなのかもしれないなあと思ったよ。

そう気づいたときに思い出したのが、「11人もいる!」初回で宮藤さんが書いて源ちゃんが歌ったこのタイトルの歌でした。

わたしと娘はわたしと娘という家族構成なだけで、世間からすると母子家庭。
でもわたしたちにしたらこれがわたしたちの家族。
じじばばもいれたら4人もいるし、たまにわたしの妹も帰ってくるから5人家族。
充分じゃないの。

なのに世間からしたら母子家庭やから、
「かわいそう、苦労してる、大変ね」って言われる。
いっとくけどわたし離婚してからの方が楽しく暮らしてるし、なんの苦労もしてないしもちろんかわいそうなんかじゃないよ。
苦労してないなんて自慢げにいうことちゃうわっておかんには怒られたけど、
そのときに違うドラマで宮藤さんが書いた「苦労して生きてると思われるよりましじゃん」っていうことの意味が本当によくわかった。

苦労してよれよれになって子供を育ててるお母さんを否定する気はもちろんないよ。
それを子供にみせるのも子育てやと思うし。

でもわたしは、無理矢理にでもへらへらと、誰からバカにされてもあっけらかんと生きていたいと思ってそうしてるんよ。
それがわたしの子育てなんよ。
開き直ってバカになって、苦労しらずのくせにのうのうと楽しく生きてるほうが楽しいと思うよ。
そのためにはやるべきことをきちんとしないとあかんのはわかってる。
いまのわたしはそれが出来てないのもわかってる。

まだまだわたしも娘も成長過程。強くなるチャンス。
そう思えるくらいには、肝が据わってきました。

それが家族なんです。