キセル秋のワンマンツアー@umeda AKASO

結婚式あるし、お金ないし、そもそも中耳炎なんだからこれ以上なんかあって耳聞こえなくなったら困るんだし、やめておこうと思っていたのですが、
精神的にキセルのライブをみなくちゃいけない感じになり、
しかも今回のツアーでは絶対にあの曲をやるのがわかってたので、その一曲のために行きました。
直前にカクバリズムさんにお願いしてイス用意してもらいました。
本当にいつもいつもありがとうございます。
なんかうちの娘がカクバリズム内で噂になってるらしいのでおもしろいもっとやれ。

以下セトリばれになりますので東京いく人は薄目でみてください。

タイトルわからんかった
タワー
春の背中
サマタイム
チャーリー
風とくらげ
ひみつ
見上げる亀
しんしんしん
おなじみの短い手紙
夕凪
窓に地球
夜の名前
柔らかな丘
新曲
ベガ

新曲
ビューティフルディ

日本の幸福1(かな?カバーだそうです)


おわかりかと思いますがわたしがずっと聞きたかった曲は柔らかな丘です。
娘がまだおなかにいるころ、5年前にずっと聞いててある日「これは妊婦と胎児の曲なのではないだろうか」と思ったのです。
柔らかな丘はそのまんま妊婦のまるいおなか。
雨降りの穴のよう 響く声は君に届けばいいという歌詞は子宮のなかのこと。
羊水でどんな音もプールの中みたいに聞こえるんやって、赤ちゃんは。
指さすその先を君とゆくというのはこれからずっと一緒に生きていくということ。

キセルのふたりからしたらとんだ見当ちがいなのだろうけど、一度そう思うとほかの歌詞もそうとしか思えなくなって、
つらくなったらこの曲を聞いていました。

でもライブではなかなか聞くことがなくて、でも今回昔の曲を集めたCDを出したあとでインストアでもやったらしいし、
一昨日の名古屋でもやったと聞いたのでいくことにしたのでした。

半分くらい寝てる娘を抱きかかえてきくそれはもうすばらしく、周りのひとがひくくらい声を出して号泣してしまいました。

あのときおなかにいた子と(半分寝てるとは
いえ)一緒に生で聞けるなんてなあってのと、
あのときとは違う母子家庭という状況での指さすその先を君とゆくという歌詞。

本当に行ってよかった。
これで右耳難聴なっても後悔しないや。いや、するけど、仕方ないと思える。
こんないいもの最後に聞いたんだもん。

しんしんしんも地味にうれしかった。

はなればなれとかギンヤンマとか定番どころやってないなー。いくらも。

うん、やっぱり行ってよかった。

結婚式でもらったお花、最後に物販にいた友晴さんに少しおすそわけしてきました。

本当にキセルカクバリズム、AKASOスタッフさんありがとう。
一緒にいってくれたまこちんもありがとう。

バナナホールじゃなくなってしまったAKASOに入るのはだいぶ勇気いったけど、そんなことどうでもよくなるくらいいいライブでした。

幸せな一日だったよ。